欲しい人材に選ばれる会社になる為の採用戦略セミナー
先日、うるま市商工会で「欲しい人材に選ばれる会社になる為の採用戦略セミナー」が開催されました。
人手不足が深刻化する中、どうすれば欲しい人材を確保できるのか・・・
とても興味深く参加させて頂きました。
講師はファンシップ株式会社の小宮仁至さんです。
なかなか定着しない従業員にお困りの企業様が多いのではないでしょうか。
小宮さんは、この状況を負の求人ループ(求人⇒採用⇒退職⇒求人⇒採用⇒∞)と仰っていました。
◆若者が就職する時に重要視することについてアンケートを行った結果
やりがい・自分の価値観に合う 48%
人間関係・職場の雰囲気 37%
給与・福利厚生 11%
求人誌に出ている主な情報は給与や福利厚生なので
9割近くの求職者が求めている情報が掲載されていないことになります。
求職者は求める情報が得られないまま就職し、実際に働いてみて「こんなはずじゃなかった」とすぐに辞めてしまう。人手不足の発端は求人の際の情報発信不足にあるようです。
◆採用のポイント
①ターゲットを絞る(どんな人材が欲しいか?)
②特徴を編集する(自社の魅力は?)
③仕組みをつくる(絞ったターゲットに向けてどのように発信するか?)
セミナーでは「採用=レンアイ」に例えて、ラブレターを書くというワークもありました。
①自己紹介
②アピールポイント
③どういうデートがしたいか
ラブレターを送る相手が明確であれば
何をアピールすれば効果的か自ずと見えてくる・・・
ターゲットを絞ることがとても重要な要素になります。
このように発想を転換させて求人情報を発信することで、企業と相思相愛の人材を集めることができる。
なるほど!と感じられる、目からウロコのセミナーでした。